ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

オレンジ

靴下

昨日の私は油断をしていて、あまりにも適当な恰好をしてしまった。早朝のアルバイトをしているが故、朝には余裕がないことが多い。

いつも着る服、その中でも適当に纏ったとしても温かいものがうれしい。最近は、起きた直後に口にする水(前の晩に汲んで枕元に用意してある)すらも冷たくて敵わない。

そんな調子だから靴下なんてとてもじゃないけれど選ばれない。だから昨日は白黒ボーダーの適当なソックスを履いていた。なのに服は白でも黒でもないし、あまりにもあんまりなその格好に、午後に電車に乗り込んだ後にはすっかりと滅入ってしまったのだ。

 

本当は、卒業見込書を発行したかったのだけれど、どうやら卒業年度しか出せないらしい。

 

 

目的も果たせず、ただ帰ってしまうのもしょうがない。せっかくの休日なのだから寄り道でもしようと決め込み、百貨店へと向かった。その理由は単純で、以前いただいた百貨店共通券が使い切られないからだ。私は未だに学生の身分だから、百貨店のお客様ではない。それなりに服飾費を費やす方ではあるが、百貨店で衣類を買いそろえるかと聞かれれば間違いなくいいえと答えるだろう。

ただ、最近はベルトが欲しかったりしたから、ちょっと売り場を覗くことにした。

なんだかんだ合って、結局購入したのが冒頭の靴下である。

オレンジ

私にとって特段好きな色でも嫌いな色でもない。ただ、稀に着用するダウンジャケットや靴箱の形をしたナイキのバッグが、非常に明るいオレンジ色をしており、それらを拾う事の出来る靴下をかねてから買おうと思っていたのだ。

こんな馬鹿みたいに明るいオレンジ、常人はあまり買わないのだろう。セールで半額くらいに投げ売られており、物好きの私としてはうれしい限りだ。

ちなみに、最近写真の掲載が少ないのは、愛用していたKonicaMinolta α-sweet Digitalが故障してしまったためである。故障といってももう20年ほど昔に発売されたカメラであるから、直しようもないし、あきらめて次のカメラを買うべきなのだが、なかなか選ばれないでいる。やっぱソニーかなあ。

閑話休題

 

寒い時期、多くの人々は真っ黒なダウンを着こんだり、暗い色合いで街を闊歩する。だからこそ、私は馬鹿みたいに明るい色を纏って街を歩くのだ。

私は、私だけは底抜けに明るい様子で生きていきたい。暗い色をつまらないと断ずるつもりは毛頭ないが、馬鹿が馬鹿みたいな恰好をしている方が面白いとは思わないだろうか。

気が向けば、ちょっと面白い(可笑しいわけではない)恰好で外を歩いて欲しい。その方がきっと町中が明るくなるだろうから。