ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

キャンパス巡り

大学へ行った。

所用にて三田まで伺ったので、せっかくの機会に慶應義塾大学の三田キャンパスを回った。通信生は貸し出しこそできないものの、メディアセンター(図書館)に入館することもできるし、そこそこ楽しかった。

図書館、やっぱり私はそういったところが好きで、大学に行くとなればまず一番に見ておきたいところだ。外から見ると結構小さい図書館に見えるものの、地上も地下も5階まであり満足感が高い。と言ってもどうせしばらくは借りることもできないし、時間もあまりないので長居せずにキャンパス巡りに移った。ちなみに、よくある蔵書検索のPCディスプレイが縦型でビビった。確かに列データで出てくるのだから横型よりも縦型の方が見やすいよな。

 

よくあるやつ

三田と言えば図書館休館。記憶が確かなら通信課程の募集要項の表紙もこの建物だったはずだ。いまでは重要文化財として指定されているゴシック様式の建物で、慶應義塾大学創立50周年の折に建てられたものらしい。現在では記念館として慶應義塾の歴史展示とカフェの運営を行っている見たいだ。

 

 

時計

向かって左には時計がある。ちょうど空と同じ青色で、ウェッジウッドのジャスパーを思い出すような色合いと様式である。

 

 

ステンドグラス

図書館旧館の中には有名なステンドグラスがある。これは戦火で失われたものを1974年に復元したものらしい。図書館旧館の中はあまり明るいとは言えず、それが却ってステンドグラスを引き立てているように感じる。

 

 

ペンマーク


記念展示の中には福沢"先生"の肖像画やよくある歴史展示パネル、あとは昨年話題になった野球部などがあった。カーテン留めのタッセルやら天井から降りるシャンデリアなどなど、内装も如何にもって感じ。そしてペンマークは忘れずにつけられている。

 

 

ペンマーク2

こんなところにもペンマークと言うことで、マンホール?でも電気って書いてあるから地下配管のようになっているのかもしれない。

 

 

太い木

これまた歴史を感じるのがこの木だ。三田キャンパスに育つ木々は大きいものが多く、大学の歴史というものを感じられる。尤も、大学ができる以前からこの地に生えるものなのかもしれないが......

 

講義棟

講義棟としたが、正直なんの建物かはわかっていない。三田キャンパスに入る時にくぐるのがこの建物で、明かるい日差しもあってかガラス面が輝いてそれだけで映える建物に見える。

 

福沢"先生"

キャンパスの端には立ち入りのできない館があった。稀に見るなまこ壁で倉庫の様ないで立ちだが、きっと昔の講義室だとかだろう。その前には福沢"先生"の銅像が設置されており、逆光でやや暗いが、これだけでもキャンパスに来た甲斐があった気もする。

 

 

私自身、大学は卒業している上に現在も大学院に通う身の上からあまりキャンパスに対して憧れはないのだが、それでも新しい母校(に"卒業できれば"なるかもしれない場所)をめぐるのは心がときめく。そんなこと以上にまずは大学院を卒業しなければならないのだが、まあそれはおいておこう。

余談ではあるが、最近更新頻度が高いのは、他に忙しいからだ。よくあるだろう。忙しくてやるべきことに追われるからこそ別の事をやって気を紛らわせたい時が。まさにそれである。