ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

大学入学?の話

法学部生になった。大学に入学した。

なんだこいつ、去年のこの時期も大学院に入学していただろって感じだが、上述の通りである。正確には科目等履修生だから入学かと言われると少し怪しい気もしている。

 

慶應大学通信課程、法学部甲類。この選択が私の研究テーマに関するかはいまいちとしても、根本の問題意識としての科学技術の社会適用について、社会の仕組みである法学を体系的に学びたいと思ことをきっかけで法学部を選択した。

もともと慶應通信を選んだのは二重学籍が可能であるからだ。だから本当は昨年の秋か、この春に入学するつもりだったのだが、現在通っている大学院が二重学籍はダメだというので、仕方なく科目等履修生になった。正課学生でなければいいらしい。

私としては法学を学びたく、かつそれを客観的にもわかりやすい学歴という形で保持しておきたいと考えていただけなので、正直なところ今年に正課生になれない時点で、慶應通信ではなく中大の科目等履修生になればよかった。

まあそこまで考えていなかったので、以前まで調べたままの慶應通信に"挑戦"することになった。が、アホほど卒業難易度が高いらしいので少し覚悟はしている。というかコストを考えても可能性を考えても、中大がよかった気もする。まあ今更仕方ないし、来年の入学願書には「卒論書きたかった」アピでもして乗り切ろうかなとか思っている。

一応科目等履修生として入学した目的としては、来年度以降に入学するための準備。かつ、社会人ではスクーリングが難しいだろうから、学生で夏休みがあるうちに履修したらええのではとの考えである。

 

 

慶應通信というと、皆スクーリングや卒業の話ばかりしている。三田のスクーリングに参加したとか、どれだけ卒業が難しいかだとか、確かに正課生として重要なものはその二つであるだろう。が、私が知りたいのは科目等履修生であった。しかし、全くと言っていいほど情報がない。そりゃ、通信大学の科目等履修生なんてだれもならないだろう。だって、通信大学に入る人の幾らかは目的が大学卒であるだろうし、ただ学びたいだけ(学歴を求めない)のであれば大学に頼る必要はなく書籍だけで十分だからだ。つまり、なぜか大学に金を払って学位をねだらない人間か、計画的に準備期間にまで金を払う人間の二種類しか科目等履修生にならないのだ。情報がないのも当たり前である。

 

ということで、このネットの海にほとんど情報の無い慶應通信法学部甲類の科目等履修生について、書き残しておこうと思う。

 

 

出願ログ

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2024/03/上旬    飲み会後の電車の待ち時間40分!を使ってインターネット出願の登録


2024/03/上旬    案の定、学歴に間違いを発見(大学院入学が生年になっていた)ので、窓口に電話をかけるも、平日10:00~11:30、13:30~16:30?しか受け付けてないとのこと


2024/03/中旬   電話をして登録内容に誤りがあった旨を伝えると、「どこに間違いがあるか」「選考料の支払は済んでいるか」を聞かれた。おそらくこれで支払済み出なければもう一度登録し直せと言われたのではないだろうか。結論としては、書類に二重線で訂正を入れればいいとのこと。その通りに訂正し、同日中に書留で郵送、翌日到着予定


2024/03/中旬    マイページ上の出願状況が出願確定へ変更された事を確認


2024/03/29    午前のうちに登録したメールに「合否結果が出た」との連絡あり。結果自体はマイページにログインして確認しろとのこと。合格。まあ科目履修生だし当然か。なおスクーリング科目を含めて、申請した10単位中10単位を受講できそう。とにかく9万円入金しろとのこと。振り込みはネットバンキングでもいいらしい、うれしい。ただ、住民票や自分と保証人の署名などの紙の書類を簡易書留で送らなければならない様だ。


2024/04/01    書類提出(住民票(世帯主との続き柄有、マイナンバー無)と誓約書)の郵送(簡易書留)と学費等納付金の振込を完了。確認でき次第諸々の郵送が実施されるとのこと。

 

2024/04/16 簡易書留で学生証と登録完了書、学内サービス案内などが送られてきた。テキストなどは後日宅配便で来るらしい。

 

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以上

 

大体こんな感じ。書類提出以降、向こうさんからメール一通すら来なかったので、本当に手続きができているのか怪しくなり不安だったのだが、大丈夫だったようだ。

 

後は送られてきたモノのうちいくつかを写真で紹介。なお、ちょくちょくバグっていたりするように見えるのはwindowsの標準機能で個人情報をマスクしたためである。なんか、消去?削除?みたいな名前で、範囲を選ぶと背景に溶け込ませるように編集してくれる。

合否通知書

29日の合否通知書。出願のページから手続き書類と一緒にダウンロードできるようになってる。この時からもう「君」呼びとなるみたい。

 

 

封筒

ちょっと宛名を丸ごと消してしまったのだが、さすがに封筒では「君」ではなく「様」だった。

 

 

名前

と思ったらなぜか、学生証ウラに貼る有効期限のシール台紙では「様」付け。

 

 

学生証

学生証はふつう。科目等履修生と(通信教育課程)の文字が入っているものの、学籍番号もしっかり与えられており(当然)なんか学生って気分。まあ大学院生なんだけど。

左側には写真顔写真、その下には何かのバーコードが入っている。何用なんだろうか。

 

学生証ウラ

裏には「シールを貼ってください」と書いてあるのみ。先ほど出てきたシールを貼って、それが有効期限などを示してくれるらしい。

 

 

私の記憶が確かなら、以前このブログのどこかの記事で、「大学院の副専攻を履修するか科目等履修生になるかで悩んでる。金がかからんから副専門がええか」見たいな話しをしたと思うが、結局両方やっている。

私自身暇になると自己嫌悪が始まるタイプの人間であるから、忙しい状況を作れるのなら忙しくなるようにしている。まあそのせいで修士二年なのにいまだに週に8コマ程授業に出なければいけないし、夏休みもスクーリングに吸われることが決定したのだが、まあいいだろう。

 

ああ、大学院に進学し時にお世話になった先生に言われた言葉が未だに引っかかっている。「大学院まで行って、勉強が好きなんだな」と。

先生は良い意味で言ってくれたのだとわかっている、わかっているのだが正直なところ勉強は嫌いだ。私は副専攻を取ったり科目等履修生をやったりしているが、勉強が嫌いである。嫌いなんだ。嫌いだからこそ、私は自分を信じるために勉強をいやいややるのである。私は勉強にコンプレックスがある。それは私が勉強が嫌いで勉強ができないからだ。だから私は勉強ができるやつを心底尊敬している。つまりだ、私にとって「尊敬されるやつ」の要素の一つに「勉強」があるのだ。ならば必然的に立派になるためには勉強しなきゃいけない。この強迫観念は、ある種の自傷行為的なものなのかもしれない。私は、私の理性を確かめるために、私自身に勉学を強いるのだ。

 

急にバッドが入ってしまったが許してくれ。私はただ、凡人になりたかっただけなのだ。凡人が努力すれば秀才になるように、劣等を感じる私は努力して平凡になりたかったんだ。

 

テキストが届いたらまた追記したいと思う。

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追記

テキストが届いた(2024/04/17)

諭吉ボックス(と言うらしい)

手元にあったマッキーを乗っけたので、伝わるかもしれないがそこそこ大きい。私はテキスト科目一つとスクーリングであるからもっと小さいと思っていた。

 

大きい本

まずは箱と同じサイズの大きい本が三冊。しかもみんな分厚い。2~3センチはある厚さが三冊である。重い。

 

 

薄い冊子

打って変わって軽い冊子。科目試験の問題をつけてくれるとは意外だった。慶應通信では、課題レポートと対面試験の両方によって成績評価が為されることが一般である。みんなレポートが難しい難しいというのだが、文字を書く私にとっていくらでも時間がかけられるレポートよりも科目試験の方が心配だった。しかし通信だから先輩に過去問もらうとかもできないし...とか思っていたら送ってくれるのね。うれしい。

 

 

テキスト

これを公開すると身バレ(事務員のみ)するのだが、私が履修した唯一のテキスト科目は法哲学である。なら最初から法甲に入れよって感じなのだが、私としては法とは何であるかという観点を得ずに法を学ぶことはできないと思っている。私の関心事は原子力産業における法整備と言うよりも、新技術に対して法整備とはどうあるべきかの様な少し法哲学寄りの内容である。

どうやら科目等履修生として修得した単位は、正課生として入学後のGPAには反映されない様だ。ということで、まあ慶應通信とはどんなもんかというお試しとしてレポートやらをやってみたいと思う。

 

レポート

その問題のレポートがこちらだ。これもやけに分厚い。いつからか知らないが、現在はword形式で電子データでもレポート提出ができるようになったので、私がこのレポート用紙たちを使うことはないだろう。しかしながら、ワープロ用紙としてわざわざコピー用の白紙(といっても名前を書く欄などが付いてる)まで用意するとは、あまりに周到である。

 

チラシ

最後のチラシや明細書である。通信教育課程学生にまで推奨PCを売ってくれるのは気が効いているのだろうか?PCに詳しくないのでわからない。

 

 

ということで以上が諭吉ボックスの紹介である。どうやら下旬に入学式が行われるらしいが、科目等履修生も参加できるのかしら。参加しても気まずい気もするし、でも来年の正課生入学(するつもりでいる)の時は新入社員で行けるかわからんし、行っておくべきな気もする。悩ましい。

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