ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

Sony α-700の購入

新しいカメラを買った。

バックル

というのも以前から言っていたように、元々愛用していたKonicaMinolta α-sweet Digitalが故障してしまったからだ。

カメラは点く、点くのだがシャッターが切れない。正確にはシャッターボタンを押して反応もするのだが、いつまでたってもフォーマットが終わらない。

初めて購入した一眼レフカメラであるし、私にとって唯一のデジタルカメラであるから、愛着も必要性もあったのだが、まあ20年ほど昔のカメラなのだから仕方ない。今更修理なんてできるものでもないのであきらめていた。

 

ということで新しいカメラをずっと、ここ半年ほど探していており、購入したのが今回のカメラ、Sony α-700である。ちなみに、前回挙げたスウェード靴の記事に登場する写真も本機を利用したものである。

ちょっと撮影できるデジタルデバイススマホしかないので、適当な写真で失礼するが、外見はこんなものである。肩に輝くαの文字と、マウント部分のオレンジのリングがまぶしい。

Sony α-700

勿論中古の個体なので綺麗な状態とは言い難いが、これまた15年以上前に発売されたカメラであるからこんなものだろう。中古で1万円ちょっと。安い。

素数は1224万画素なので、だいたい一昔前のiPhone、あるいはiPhoneの内カメラを想像して頂けたら同じである。奇しくも、上に挙げた外観写真はiPhone SEでの撮影であるから、今回の二枚の写真はおおよそ画素数は同じくらいのはずである、が、カメラの仕組み・画素の仕組みを理解していないのでよくわからない。

 

私が未だに古のカメラを購入する理由としては、画素数を求めていないこと、競争から降りること、レンズを有効活用することの三つが主な理由だ。

一つ目の画素数について、以前から語っているが、正直なところ私にとって以前の愛用機であるα-sweetの610万画素で十分だと思っている。というのも、現代人は大抵スマートホンで写真を見るし、大きくてもPCが妥当である。アマチュアもアマチュアな私の写真は、大きなディスプレイに映ることもなければ引き延ばして印刷することだってほぼあり得ない。だからこそ、画素数なんてある程度でいいと考えている。

また、二つ目はややつながるが、競争から降りるという目的がある。先ほどの画素数の競争、価格の競争、性能の競争。私にとってはあまり魅力を感じないのだ。まあこれは金なし学生の僻みかもしれないが、なくてもいいもので競いたくないのだ。あるいはむしろ、画質という競争から降りることによって私は良い写真が撮れないことの言い訳をできなくなることが重要だとも思っている。

三つ目が当たり前の話で、レンズ資産といっても資産って程は持っていないのだが、以前購入したレンズはαマウント。これを活用するためには同じマウントのカメラを買う必要があり、コニカミノルタの発売したカメラ(デジタル一眼)ではα-sweet digitalとα-7 digitalの二機のみ。まあほとんど同じ種類のカメラであり、ちょっと雰囲気を買うためにはSonyに行った方がよいだろうとのことで、本機体を選択した。あとは価格だよね、安い。

 

そんなこんなで、購入から一週間が経ったのだが、未だ撮影会に出掛けていない。どうも就職活動とやらが邪魔をして、良い時間を設けられないのだ。さすがに今月中には恒例の公園あるいは高尾山くらい伺いたいものである。