ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

肌着の話

今日は肌着(下着と言う方が正確?いわゆるパンツ)の話をする。

Underson Undersonのショートボクサー

 

Underson Undersonはかれこれ1年ちょっと愛用しているブランド。もちろん写真は新品なのでご安心を。

昨今はカルバンクラインの様なヘルシーな雰囲気の肌着がある種の流行となっており、特に若い男性においては"無難な勝負下着"としての地位を確立したのではないだろうか、と考えている。

一方で、天邪鬼な私としては、流行に乗ったような選択しをしたくない。かといって、健康的な印象を持つ肌着の雰囲気は好き、なんてわがまま。そこで選ばれたのがこのUnderson Undersonだ。

 

あのSNIDERLやGelato piqueを擁するマッシュグループのいちブランドであり、サスティナビリティと快適性を売りにした肌着を販売している。その心は"和紙"をつかった生地であり、WASHIFABRICと名付けられたその糸・生地は管理された森林の木材を使ったサスティナビリティ、消臭や抗菌防臭、吸水速乾、帯電防止、UVカット、吸放湿性、軽量、サラサラ触感といった機能性を謡っている。まあ最後の二つくらいは無理やりだとは思うものの、実際使い心地としては蒸れないし肌にくっつく感じもなく、触感もよろしい。

ということで愛用品になった。最初はやや硬さがあるものの、使っていると徐々に柔らかくなじんでくる感じは、あまり肌着にはないのではないだろうか。

愛用とは言うものの、結構値が張るので徐々に追加購入をしているのだが、その一端が本稿冒頭の写真である。

 

商品タグ

品質表示

なお、Twitterでも書いた通り、この縫い目についている品質表示だけが気に食わないのだが、購入するたびに切ってしまうことにしている。

 

ちなみに、かつてはシャツ(以前本ブログでも取り上げた)やニット、デニム、スウェットなどが販売されていたのだが、現在はなくなってしまったようだ。残念。確かにものとしてはいいものの、いまいちターゲットが分からないというか、ターゲットである30~40代のおしゃれなおじさん方に対する訴求が十分でなかったのではないかと思っている。多分これを見ているの様な若者にとっては、アパレルはちょっと高価すぎたかな。

とはいうものの、ミニマリストを自称する人々にはぜひとも一度手に取って頂きたいブランドである。

 

やや余談ではあるが、本日テキトーに運動がてら自転車を漕いでヨーカドーへ伺ったところ、面白いものを見つけてしまった。

ItoYokadoのボクサー

 

確か昨年か一昨年だったと思うのだが、イトーヨーカドー100周年記念の商品が幾つか販売された、その中に一面鳥のマークで埋め尽くされたボクサーパンツがあり、ぜひとも手に入れたかったのだが、転売の流行によって手に入れられなかった。まあそんなことも今の今までそんなことも忘れていたのだが。

が4,よく考えればあれは派手過ぎたし、これくらいがちょうどいいと思うのだ。

エストゴム

ちょっと見えるかわからないが、ウエスト部分にはしっかりとItoYokadoの名前が一周書かれている。

 

ロゴの刺繍

そんでもって、当然ながら刺繍は左裾。結構精巧に刺繍は彫られている。

 

 

本当はあんまり前開きの肌着を好まないのだがまあいいだろう。ウエストや裾の刺繍など、見るからにイトーヨーカドーなのがかわいい。こういう所謂ブランド(高価さや希少性を売りにするような商売)ではなく、もっと日常的なブランドが自身を売り出すようなものが、私は好きなのだ。

日常、それはあまりにも我々の多くを奪っていくものだからこそ、そこに新しい視点・雰囲気を流し込んでくれるものを私は欲している。

今回のアンダーソンアンダーソンは、私の日常をより良いものに上げてくれる機能を持っているとは思うが、イトーヨーカドーは、日常をより良いものにせずとも面白く彩り、支えてくれるようなものだと思っている。