ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

ハンドクリームの話

修士一年の私はこの頃、就職活動と授業課題、研究活動に追われている。

忙しくないと面白くない私はいつも、暇になる度に仕事やらコンペやらの予定を、赤いダイアリーへと書き入れるのだが、気が付くとその締め切りが一度に襲い掛かってきてあまりにもせわしない日々を送る羽目になるのだ。

 

もう一つ、この頃の関心事項がある。それが医薬品のクリーム関連だ。さほど肌がつよくない私は年中ハンドクリームを手放すことができないのであるが、ハンドクリームにもいろいろある。

特段こだわりのない私は化粧品類を全て資生堂にそろえよう(こだわりはないが、"こだわっている風を装うこと"には興味がある)としていた時期もあり、その間は「ハンドクリームN」やら「薬用モアディープ」やらを使っていた。しかしながら、Nはなんだかサラサラしすぎていて効果を実感できないし、モアディープは容器サイズが気に入らなかった。

このモアディープ、30gのチューブと100gのジャーの二種類が販売されている。30gは小さすぎるうえに、資生堂のジャーは蓋部分に変な溝があるがために蓋を閉じる度にハンドクリームが縁に押し出されて不快である。さらには、完全に私の管理不足だが、一度リュックサックの中でジャーのハンドクリームがぶちまけられる事故が起きてしまい、そんなこんなで使わなくなった。

そして今使っているのが「ヒルメナイド油性クリーム」だ。理系の私は、科学的なエビデンスに弱い。ハンドクリームには販売上の大きな分類として、化粧品と医薬品が存在する。

ご存じの通り、化粧品は効果効能をうたうことができないし、医薬品は効果効能がしっかりと表記され、薬用成分も明記されている。じゃあ医薬品択一じゃないか。そんなことに気が付いたのが昨年の暮れである。

当初は第三類医薬品の「ケラチナミン」を使っていたのだが、確かに効いている気がするものの、尿素系のこのハンドクリームは厭にべたつきが残り、あまり使用感がよろしくなかった。そして、市販ハンドクリームには第二類医薬品も存在し、主にはヘパリン類似物質系のクリームがそれに該当する。

当然、医薬品の分類としては第二類>第三類である(と単純な私は思っている)ので、現在はこれを使っているというわけだ。

しかしながら、なんとなくケラチナミンの方が効いている気がする。というか、ハンドクリームの有効成分が大きく尿素かヘパリン類似物質かに分けられるようだが、両方入っている奴は存在しないのだろうか。単純な私には、有効成分が二つあるならそれをガッチャンコしてしまえば"僕の考えた最強のハンドクリーム"ができると思うのだがどうだろう。

 

本当は、医薬品のハンドクリームを使うことによって、長い長い利きハンドクリーム探しの旅が終わる予定だったのだが、却って迷宮に迷い込んでしまった気がする。

皆さんはどんなものを使っているのだろうか。ぜひとも"どこでも買える良い商品"を教えてもらいたいものである。