I'll gladly rearize it the end of youth
-The Chime Will Ring (FLIPPER's GUITER)-
ティーンネイジの終わりはいつもこの曲のようだった。
FLIPPER'sの若さ故の厭世的な、ペダンティックな歌詞に心を打たれていた。
おかげで今も渋谷系の残党、カジヒデキや小沢健二、野宮真貴、沖井礼二たちを追いかけている。
中でも特段好きなこの曲は、前向きな元気をくれるというよりも、青春が終わり、もう無茶なことは言えなくなってゆく20代に差し掛かる季節の、なんとも言えない大人ぶった感情、昔を懐かしみながらそれ以上に憧れていた時代がやってくる喜びを感じている、そんな詩で大好きだった。
今も変わらず好きなのだけれどもう返ってこない過去に縛られているようで、なんとも言えない。
想像の中で出会ってしまったからもういいのだろう。
私の中で解決したのなら、もういいのだろう。
もし偶然であったのなら元気に挨拶を交わしたい
夢が夢なら