ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

放射線取扱主任者試験を終えて

試験後からバイトに勤しんでいたため新年となってしまいましたが、令和二年度放射線取扱主任者試験第一種のレビューです。

ただの感想記ですので、全く役に立ちませんが悪しからず。

 

試験内容は

1日目

・法令

・実務

・物理

2日目

・化学

・生物

 

となっており、午前1科目と午後2もしくは1科目との割り振りです。

 

詳細については合格発表の後に改めて結果と共にまとめようと思いますので飛ばします。

今回は感想を述べるにとどまりますのであしからず

 

・法令

まず第一、輸送物の識別標なんてしりません笑。

例年であれば表示については屋内の取り扱い設備や排水設備等のものだけだでしたが、輸送物について出たときは"こんなんでんのか"と思いました。私はライトユーザーなので参考書に載ってないものは知りません。むしろ輸送物のものなんて今回の試験で初めて見ました。みなさんもそうですよね?(同調圧)

 

・実務

純粋に長い。過去問を解くときから思っていましたがとにかく長い。集中力との戦いみたいな感じ。問題自体は特段変わりはなかったかな。個人的には実務と化学が鬼門でして、しんどかったですが、昼休みが1時間半位あるのでしっかりと勉強していた人なら最終確認にも余裕があるのではないかしら。

 

・物理

実務より長い。昨年度から物生化が廃止され、その分の問題が各科目に振り分けられました。そのせいも有り試験時間が1時間50分。めちゃくちゃ長い上に31問目(大問1つ目)が加速器の原理的な問題でなかなかしんどい。難しいと言うよりも、相性的に厳しかったというのが正直なところです。また、各日の最終科目は試験開始から1時間経つと退出できますのでわからないなら終わり次第帰りましょう。私にはどれだけ考えても加速器の仕組みなど思いつかないので諦めて帰りました。

 

・化学

鬼門2つ目、化学です。受験に化学は使いましたし、高校では化学、化学基礎共に履修したので基礎知識を学んではいますが苦手でした。そのため、ほとんど何も覚えていません。周期表すらわからない人間に設計なんて任せられないと教授からお叱りを受けましたが、全然覚えられる気もなく、沈殿やらなんやらなんてアレルギーレベルなのでこれからちゃんとやらなければいけないなと思っています。

化学と言ってもいわゆる高校化学みたいなものは苦手ですが、放射平衡などのradiochemistryはそんなに苦手じゃないというか物理チックな問題は意外と解けるのでまあ及第点は取れそう。

もはや試験の感想ではなく化学への思いでしたが、だいたいそんなかんじ。個人的には小問のほうが、大問よりも難しかったです。

 

・生物

楽しかったです、久しぶりの生物。もともとは生物屋さんでしたので大問1のDNA問題なんて大好物です。化学と一緒で小問のほうが難しかった気がします。まあそれぞれ独立した知識を問われるので当たり前かもしれませんが。

 

 

以上レビューでした。雑多な感想に過ぎませんが自己満足なので良しとしましょう。

全体を通して、すべての科目で5割は行けたと思います。多分イケていのが有るならば化学でしょうか。問題は平均六割を超えられるのかと言うところ。万が一受かっているとしてもギリギリかな。

 

合格したらお金(受験料)もらえますし、来年勉強したくないので受かってるといいなあなんて思っています。なんだかんだ大学入学後に一番勉強した試験はX線作業主任者だと思います。技術士もRIも、やる気が起きませんでした。いや、もしかしたら自動車免許の方が勉強してるかも、落ちると金かかるし。

やる気は出ませんでした。参考書を1冊、3回ほど読み、過去問を2年分。前年度の問題は前日にやろうと思ってましたがほとんど手をつけませんでした。アプリも使いませんでした。もうめちゃくちゃです。

 

いつも思いますが、この世の中が、努力をした人が報われる世の中でなくてよかったです。もしもそんな社会であれば一生私は報われないでしょうから。

それでは正答発表後また書き直します。受かっていたら合格記を書きますし、落ちていたら何もやらないかもしれません。なお、みんなでつくる解答速報では、五肢択一式の問題の答え合わせを行っていましたので、気になる方は覗いていてみてください。

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追記

昨日、2月1日、放射線取扱主任者試験の正答発表がありました。

自己採点結果は問題数ベースで、162 / 268 、正答率(得点割合)で言えば 60.4%

科目それぞれはこんな感じ、同じく問題数ベース

法令 19 / 30 63%

実務 35 / 59 58%

物理 33 / 60 55%

化学 34 / 59 57%

生物 41 / 60 68%

今回も例にもれず、合格ラインギリギリを目指した結果ギリギリ。受かってるか全く判断できないレベルでギリギリなので3月下旬の合格発表待です。ほんとは法令がもっと取れている予定でしたが、何とも言えないみたいです。

どちらにせよもう一度勉強しなければいけないみたいね。

 

 

追記2

今回得点率ではなく正答率べースにしている理由ですが、配点が公開されていないためです。

この配点、当初は「基本1問1点、法令のみ1問2点で、問題数が59問の科目は1.2点とかの基本点以上の配点が為されている問題がいくつかある」と解釈していました。

しかし、よくよく考えていると、別に「法令であれば2.5点の問題と1.5点の問題があってもいいし、その他科目であっても配点が1点以上の問題と1点以下の問題があってもおかしくない」と考えられる事に気が付き、本稿では得点ベースを諦め、正答率ベースで表記しております。

 

配点が単純に1点を下回るものがなく、法令は平らな配点なら私はピッタリ6割とって合格だね、安心!!なんですが、得点の傾斜はいくらでも考えが及ぶので受かってると思って落ちるよりかは、心配だったけどなんとか受かった or やっぱり落ちた の方が精神衛生上いいのかと思ってそう考えるようにしております。

 

 

追記3

なんとか無事合格いたしました。

taro0219.hatenablog.com

ご参考までに。今月中に概要をまとめるつもりでしたがあんまりやる気がわかないので来月になるかも。

以上

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