ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

α-Sweet DIGITAL 購入

KonicaMinolta の α-Sweet DIGITAL を購入してから初めての野外撮影に行ってきました。

 

デジタル一眼どころか一眼もデジタルも初めて。これまでは、Minolta AUTOCORDという二眼レフとKonica C35 EFというコンパクトカメラの二機を使っていました。

まあ、この文章だけでなぜ今頃になってα-Sweet DIGITALを買ったのかわかりますよね。ミノルタの二眼とコニカのコンパクトカメラ、じゃあデジタル一眼を買うならコニカミノルタになるのが当然で、α-7 DIGITAL と α-Sweet DIGITALとで迷った結果、後者を選びました。

一応α-7 DIGITALの方が高級機種なんですが、より大型で取り回しづらいこと、あとは画素数がどちらも約610万画素と違いがないため、小型のSweetを選択しました。それに相場もα-7 DIGITALの方がだいぶ高く、対してSweetは比較的安価でして、私は6,000円程度で購入してます。

 

これまでフィルムカメラしか使ってないので、あまり比較はできませんが、フィルムと比べてもちろん使いやすい。ピントも自動で合わせてくれるし、ISO感度だって変えられる、露光やシャッタースピードを気にしなくても写真が撮れるので、だいぶ楽ですね。あとは何よりも、撮影した写真を現像などせず確認できるのが、便利ですし、お財布にやさしいと思います。

 

 

不満というかよくない点でいえば、α-Swee DISITALはメモリがCFカードってこと。知ってますか?CFカード。私は知りませんでした。コンパクトフラッシュはどこだかの登録商標なので一般にはCompact Frash の頭文字をとってCFと呼ぶらしいですが、とにかく高い。

今どき、SDカードやmicroSDなら124GBを2,000円程度で購入でき、非常に感動していたのですが、コンパクトフラッシュだとそうはいかない。2,000円だと4GBとかしか買えないので結構高いんです。一応、SD-CFの変換アダプタが売ってますので、使えるっちゃ使えますが、私の場合はアダプタの個体差か製品仕様かわかりませんがSD(無印)しか読み込まず、SDHCやSDXC等は読み込めませんでした。仕方なく自宅にあったSDカード124MBを使ってその場をしのいでます。

自分で書いていても衝撃ですが、メモリーカードMBってなんだよ。今時2GBのSDカードすら売ってないのに...って感じです。これが何と、最高画質だと19枚しか写真が取れず、フィルムカメラよりも枚数が少ない笑。

私はフィルムで慣れているので、19枚もあれば十分一日楽しめるのですが、イマドキ少なすぎるでしょう。

これからは16GBくらいのCFを買って、撮影したらSDに移すという両者のいいところを完全につぶすスタイルで行こうかなと思っています。せめてSDHCを読んでくれれば5,000枚くらいとれるのでうれしいのですが、2GBのSDカードだと300枚くらいだし、そもそもSD(無印)自体イマドキ誰も買わないので売ってません。

 

そんなこんなでつらつら書いてきましたが、もう一つ不満がある。それは内臓ディスプレイがあまりにもひどいこと。撮影した写真を瞬時に確認できるのが内臓ディスプレイの利点なのに、画素数がどれくらいだか知りませんが、あまりにも貧弱です。このディスプレイで写真をみるとよくわからない。全部の写真が悪く見えます。というかぶれた写真とぶれていない写真の区別すらつかないため、なんのための内臓ディスプレイかわかりません。

 

 

という二つが不満な点ですね。といっても発売が2005年ですので、仕方ない気もします。カメラのメモリとしてコンパクトフラッシュとSDカードはまだ競いあっていた時期でしょうし、11万画素のディスプレイもコスト的に限界だったんでしょう。

あとは写真の画素数。610万画素の写真というとあまりきれいじゃない写真な気もしますがそんなことはない。確かにもう5年前のiPhoneⅩですら1200万画素ですし、SONYのαカメラのなかで最も高い画素数は6100万画素という世界なので、610万は低い画素数といって間違いないでしょう。でも、個展を開いたり、A4で印刷するとかをせず、ネットに挙げてPCやスマホで確認する分には十分かと思います。

 

 

いよいよ作例ですが、2枚とも

機種 : α-Sweet DISITAL 

レンズ : KonikaMinolta AF DT 18-70

で撮影しています。

 

絞りf/8、露光1/250s、ISO-100

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赤い葉

私は赤と緑が好きなので、こんな写真ばかりになりますが、おそらく今日のベストショットはこれです。

 

あとは自宅での写真ですが。

 

絞りf/5、露光1/60s、ISO-100

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...DI TEATRO

Marino Marini のリトグラフの撮影。後ろの壁紙の剥がれが気になりますが、まあまあきれいに撮れていると思います。

 

 

以上長々と語りましたが、私としては満足。これ以外にもレンズを二つ買っているので、それらも活用していきたいと思います。

 

以下追記、

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My Konica

先程ついでにC-3EFを撮影しましたが、結構いい感じ。

ちなみに前にも書いたかもしれませんが、このコニカ、ジャンクで買ったため撮影できるだけで十二分の実力発揮なのですが、一点だけ、枚数のカウンタが動かない。別にじゃんじゃん取って、撮れなくなったら終わりにするだけなんで実際問題大したことはないんですが、やっぱりないとなんとなく嫌な感じ。修理に出して治るものなのかわかりませんし、修理に出すならファインダーとかの曇も取ってもらいたいしで、お金がかかりそうなのが難点です。

 

あとは、結構コンパクトカメラが好みでしてこの形状やそのこだわりに心を奪われつつあります。今はMinoltaのHi-machicがほしいななんて思いながら自分のカメラを眺めています。その次は、Konicaのフィルム一眼、最後にSonyのコンパクトデジタルカメラを買えばコレクション的には十分かな。


以上