ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

KonicaMinolta α-sweet Digitalによる撮影と柚木沙弥郎展について(2022.09.17)

久しぶりでもないのだけれど撮影会のまとめ。

本当は少し前に高尾山をカメラを持って登ったのだけれど、久しぶりの登山で撮影どころではなく、あまりいい写真が撮れなかったのでお流れ。本日は相模原にある女子美術大学で『柚木沙弥郎の 100 年-創造の軌跡-』がやっていたのでその近くの公園を中心に撮影してきました。

といっても100枚くらいとった中で紹介は5枚のみ。久しぶりにタムロンのレンズを使ってみたら、画面上ではピントを合わせていたつもりが、PCで見てみるとぼけている。あるいはホワイトバランスが悪くて見れたものではない写真もいくつかあり、技術を磨かなければと思うばかり。

 

ちなみに女子美術大学美術館の『柚木沙弥郎展』は非常に面白い企画展でした。私はもともとIDEEでのグッズや『夜の絵』で彼を知っており、以前立ち寄った別の美術館でチラシを見つけ興味を惹かれ、今回訪れました。

東京駅からだと、中央線で新宿、新宿から小田急線に乗って神奈川へ入り相模大野駅へ、そこからバスに乗って15分くらいとあまり遠くはありません。しかしながらバスの本数がやや不安要素ですね。

柚木は「染色」の技術の中でも「型染め」に拘った工芸家・作家であり、日常に存在する美を大切にし、布での表現を行い続けている人物です。私も(ファッションの意で)布が好きなので、布そのものの美しさを引き出すような染めを行うという趣向には、強く共感を覚えます。また、展示会の冒頭で柚木が感銘を受けたとして、柳宗悦の「民衆が日常使う器や道具にこそ、健康な美がある」という言葉が引かれていますが、これには私も肯定しかないです。

以前、食器について語る記事(タイトル忘れた)で日常にこそアートをといった話や、身近な食器に芸術を持ち込むことへの憧れについてを散々書きましたので、柳の言葉は、私がこれまで雑に考えてきた概念がうまく文章にされていたのだと感動しました。

柚木の布は3mほどの大ぶりなものが多く、展示室入り口に複数飾られた光景は写真に収めたいくらいの迫力でした。まあ日本の美術館は基本的に撮影できないのであきらめですね。

更の布を染色するだけで芸術に変えてしまう。そのうえ布は日常を彩り、一般的な行為すら一種の芸術に昇華させる力を持つと考えると、やはり布やファッションへのあこがれが強くなるのです。

今回、5枚目の写真にある通り、IDEEで売られているソックスを二足買いました。普段だったら2,000円もするソックスなんて絶対買わないのですが、展示会を見た後だと欲しくなってしまい購入。散財は辞められそうにないです。

『夜の絵』も購入したいと思ってます。

 

それでは以下、コニカミノルタのアルファ・スイート・デジタルによる写真の紹介です。

 

つながり

カメラ KonicaMinolta α-sweet Digital

レンズ Tamron AF 28-200mm

  絞り   5.6

  露光   1/320

  ISO     800

 

 

ガラス越し

カメラ KonicaMinolta α-sweet Digital

レンズ Tamron AF 28-200mm

  絞り   5.6

  露光   1/250

  ISO     800

 

 

カメラ KonicaMinolta α-sweet Digital

レンズ Tamron AF 28-200mm

  絞り   5.0

  露光   1/160

  ISO     320

 

 

題名

カメラ KonicaMinolta α-sweet Digital

レンズ Tamron AF 28-200mm

  絞り   5.0

  露光   1/125

  ISO     800

 

 

靴下

カメラ KonicaMinolta α-sweet Digital

レンズ Tamron AF 28-200mm

  絞り   5.6

  露光   1/60

  ISO     800