今回は好きな洋楽TOP5には入るIt's only a paper moon の和訳です。
確か美空ひばりが歌っていた映像をたまたま見て好きになったのだと思いますが、結構昔の曲ですね。
好きな洋楽についてはwill you still love me tomorrowでちょっと書いた気がします。
ちょっと分かりづらい歌詞、アメリカ知識が必要な部分があったり、そもそも"But it wouldun't be make believe, if you believed me" ってのが曲者。この歌詞の前にはハリボテの月とかキャンバスの空とかの"偽物"が出てくるんですが、その後にこの歌詞が来ることによって、
あなたが本物だっていうのならば偽物であるって信じられない→本物に思えるわ
って意味になります。
まあ言うなれば、好きなあなたの言うことは何でも本当に思えてしまうのっていうところでしょうか。
それでは歌詞はこちら
https://j-lyric.net/artist/a04f45b/l02a97d.html
以下和訳
そんなのただのダンボールの海に浮かんだハリボテの月
けれどあなたが言うのなら、偽物だなんて信じられないわ
そう、あんなのただのモスリンでできた木に掛かる、キャンバスに描かれた空に過ぎないの ※1
でも、あなたが信じさせてくれるなら、本物に思えてくるかもね
あなたの愛がなかったら
こんなのただの居酒屋の悪ノリで ※2
あなたが愛してくれないのなら
こんなの安っぽいアーケードゲームの音楽に過ぎないわ ※3
あなたの愛がないのなら
こんなの嘘にまみれたサーカス団と一緒 ※4
けれど、あなたが本当だっていうのなら本物に思えてしまうの
あなたが愛してくれなければ
こんなの単なるhonky-tonkのバカ騒ぎ
安っぽいゲーム音楽に過ぎないの
あなたが私を信じさせて頂戴
※1 モスリンはアラブを起源とする布の一種
※2 居酒屋っていうのはhonky-tonkの訳。日本人的にはあまり馴染みがないけど、私のイメージはビリー・ジョエルのpianomanみたいな感じ。ピアノに限らずとも、ミュージシャンが目の前で演奏をしたりする酒場のことです。
※3 penny-arcade ってのは名前の通り、百円アーケードゲーム。penny rofar とかのペニーと一緒ですね。
※4 Barnum and Bailey world はアメリカで有名なサーカス団のようです。
以上
ってな感じですが言いたいことが伝わっているか疑問です。できる限り同じ文章でも違う訳文に直しているので、多角的に見てもらえれば全体像は伝わっているかもしれません。
他の記事とも繰り返しになりますが、私は英語よろしく繰り返しを多用しないようにしたり個人的な解釈で表現を変えているのでちゃんとした歌詞を知りたいのであればご自身での翻訳をおすすめします。あくまで、翻訳した内容を私なりに解釈したものをお見せしていると思ってください。