ココボロだとか好きだとか

大学院生による独り言と備忘録

No.3 『KIMIJIMA COLLECTIONのネクタイ』

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KIMIZIMAのネクタイ

今回はKIMIJIM COLLECTIONのネクタイです。

KIMIZIMAとは君島一郎の創始したブランドで、日本で珍しいくらいにしっかりと発展したハイブランドですが、残念ながら彼の死後に跡継ぎやらなんやらでイメージダウン、ブランドは消滅と今では懐かしいブランドの一つだと思います。

 

このネクタイは写真でも伝わるくらいにツヤ感がすごい。もちろんシルク100%ですが、それにしたって光っている。作り自体はいたって普通。きれいな縫製でシームは見えません。

 

原理主義者の私はグレー無地のスーツが一番好きなので、このネクタイはワントーンでまとめるときに重宝します。柄が左右で違いますが強い艶感と、金、銀、紫のこの色彩のおかげでちょうどよく抜ける。抜けるというか、間違いなくフォーマルじゃないネクタイなんだけどおちゃめでもない感じ。外しのネクタイって、可愛い犬が描いててあったり派手な色使いだったりするけど(そういうのも好み)これは違う。高貴なまんま外せるっていう便利さ。やっぱり紫っていいよね。

 

一時期、国粋主義だったり餅は餅屋だった時期がありまして、日本メーカーの靴買ったり、ネクタイも君島のものを買ったりしていました。けれど、前回のKENZOのボストンにも書きましたが、ハイブランドの中古を買ったほうが安いし良いものが買えるという結論を得て現在に至ります。が、やっぱり国産にはちょっと惹かれてしまいます。

 

また、服を好きになったきっかけが革靴。そこから必然的にスーツやかばん、ネクタイ、それからカジュアルに移っていったのでネクタイやスーツはたくさん持っています。このタイはその中でも一、二番を競うお気に入りですが、ただの大学生がタイを絞める機会が少ないのであまり活躍できずに保管中。まあ成人式とか、で使えたらなあとか思いつつ今日も飾っています。

 

一通りそれぞれのジャンルで一番のお気に入りアイテムを紹介したら、他のネクタイとかも載せていきたいと思います。ちなみに背景の紅いレザーは本当にお気に入りのアタッシェケースです。いつかお話できたなら、